イーストオアフのある高校で、ソーシャルメディア内の「チャレンジ」が犯罪行為にあたるとして問題になっているとハワイニュースナウが報じている。同高校の関係者は、「Tik Tokで流行中の『Devious Lick』チャレンジは、生徒に学校の校舎や敷地内にある備品などの窃盗を奨励するものだ」と警鐘を鳴らしている。学校側は保護者に宛てた手紙の中で「石けんや消毒剤入りディスペンサーなど、多くの備品が生徒によって盗まれている。一連の窃盗行為は学校の財政や資源だけでなく、人材にも負担をかけている。学校内の環境を不穏にする行為であり、安全でない可能性もある」と述べた。中には、教師のコンピューターや財布を盗んだり、連邦犯罪法に抵触する消火器の窃盗もあったという。同高校は保護者らに、Devious Lickの問題について生徒と話し合い、加担させないよう注意を促している。また学校側は、窃盗を犯した生徒は停学処分になるだけでなく、場合によっては刑事告発される可能性もあると述べている。