10日(日)午後にワイキキのアパートで火災が発生し、2人が死亡した事件について、ホノルル消防署(HFD)は、出火の原因を事故だと断定したとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
HFDの調査官によると、1829カイオオ・ドライブで起きた2階建てアパート火災について、出火元は1階にあるユニットの寝室であり、出火原因は延長コードからのアーク放電(電弧)であったという。
10日(日)午後3時2分、HFDはワイキキで3-アラーム火事が発生したとの911番通報を受けた。約51人のスタッフで編成された13隊が駆けつけ、建物が煙と炎に包まれているのを発見した。消防隊は午後3時26分に火災を鎮圧し、午後3時42分に消火を完了した。
HFDによると、2階で2人が死亡している状態で発見された。また、1階の住人2人が負傷した。
この建物には煙探知機が設置されていたが、建物の住民や近隣の目撃者によると、火災発生時に探知機の作動音は聞こえなかったという。
この火災による被害額は物件に約120万ドル(約1億7000万円)、家財に約8万4000ドル(約1200万円)と見積もられている。
シェアする
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.9.14)