水道局は12日(火)、大規模火災の発生以降に出されていたマウイ島クラ上部の「安全でない水に関する勧告」を更新し、対象地域からゾーン1を外したことを発表した。
これにより、ゾーン1にある家庭や建物に供給されている水は、飲料水をはじめ、制限なく安全に使用できることとなったとハワイ・ニュース・ナウが報じている。
「安全でない水に関する勧告」の対象地域は水道局のウェブサイトのインタラクティブマップで確認が可能となっている。https://mauicounty.maps.arcgis.com/apps/webappviewer/index.html?id=532ad3b6531c4a769f8bc3fdf7d5505c
インタラクティブ・マップでは、クラ上部が5つのゾーンに分類されており、今回勧告が外されたゾーン1は緑色で表示されている。なお、ゾーン2から5までは、引き続き勧告が適用されている。
ゾーン1の住民は、少なくとも10分間水を出し、水道管を洗浄することが推奨されている。これにより、使用停止していた間に配管やパイプに溜まった水を取り除き、新鮮な水と交換することができる。
なお、ゾーン2から5では、引き続き水を飲まないこと、沸騰させないことが呼びかけられている。この勧告に従わない場合、病気につながる可能性がある。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.9.13)