3日(日)の夕方、ホノルル消防署(HFD)が「天国への階段」から少し離れたところにあるカネオヘ・トレイルでハイカーとその犬を救助したとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
午後5時28分、55ポンド(約25キログラム)の犬がトレイルから50フィート(約15メートル)ほど落ちたと911番通報があった。
HFDは、犬を連れていた女性ハイカーはトレイルのカネオヘ側におり、実際には「天国の階段」の階段自体やその近くにはいなかったことを明らかにしているが、女性がいた場所は「天国への階段」が最も近いトレイルであったという。
犬が落下した後、ハイカーはトレイルを外れて下に向かい、その後すぐに犬のそばに辿り着くことができた。
5ユニット、合計13人の隊員が出動した。最初のユニットが午後5時42分に登山口に到着し、消防隊員がトレイルを登って地上捜索を開始した。ハイカーはバッテリー残量74%の携帯電話を所持していたため、位置情報を割り出すことができたという。
HFDの救助ヘリコプター「エア1」が滝の近くでハイカーを目視で発見し、午後6時32分、ハイカーと犬を近くの着陸地点まで搬送することができた。なお、負傷者は報告されていない。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.9.6)