ハワイ州における新型コロナウィルス感染の新規感染数は順調に減少傾向にあり、もうすぐ再開計画の第3段階へ移行できるかもしれないというところにまで来ている中、ホノルル市長のリック・ブランジャルディ氏は、規制の緩和を検討しているとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。

ブランジャルディ市長は、チームで行うスポーツを再開するためにデービッドイゲ州知事と話し合っており、何らかの発表が早ければ来週にでも行われるかもしれないという。

「慎重に進めていきたいと思っているが、このままで行けばもうすぐチームメイトやコーチと練習をして、試合ができるようになることを希望している」

現在のオアフ島の経済再開計画では野外でのチームスポーツは第4段階になるまで許可されないことになっているが、今は第2段階でもうすぐ第3段階へ移行できるかもしれないという状態だ。

ハワイのサッカー協会のセルジオ・ボリオリ会長は、規制を緩和してチームでのスポーツが許可されるように陳情している。

オアフ島では一部の学校での活動を除いて、ほとんどのチームスポーツはシャットダウンした状態が続いている。

ハワイ州保健局では、すでにスポーツ再開についてのガイドラインを作成しているという。

局長のリビー・チャー博士は「ほとんどのスポーツは比較的安全に行うことができると思うが、それに付随する行動、例えば練習後のスナックや持ち込みの食事などはまだ許可するべきではない」としている。

アンドレア・ツポラ市議会議員によると、「カリフォルニア州が全米で一番厳しい規制を行なっているが、青少年のスポーツについてはすでに許可している。ハワイでもこの流れに従うべきだ」として、チームスポーツの再開を強く後押ししている。

あとはデービッド・イゲ知事の判断を待つばかりだ。