オアフ島西部など乾燥地域に火災気象警報発令
ハワイ州内の乾燥地域は現在、突風を伴った強い風と湿度低下に晒されており、各地域を対象に火災気象警報が発令された。米国立気象局によると、今年夏期の降水量が例年を大きく下回ったため、火災発生要因になりうる低木や雑草などが極度に乾燥しているという。警報は、3日夕方まで有効だが、気象条件により延長される可能性もある。3日夕方までの湿度レベルは約40~45%で、強い突風を伴った時速20~25マイル(32~40キロメートル)の貿易風が予想されている。火災が発生した場合、炎が急速に広がり大規模火災の一因となり得ることから、気象局はBBQなど屋外で火を使うことを控えるよう呼びかけている。州内の主な火災気象警報対象エリアは、オアフ島のワイアナエ、カウアイ島の風下側、モロカイ島の風下側、マウイ島の中央部と西側、ハレアカラ山域。 ハワイ島のコナとコハラ。更なる詳細や現時点の情報についてはhttps://www.weather.gov/hfo/ へアクセスを。
写真:Shutterstock
(日刊サン 2021.09.03)
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