イゲ知事 レイバーデー週末に集まらないようビデオメッセージ
新型コロナウィルス感染が拡大を続ける中、明日からのレイバーデー週末に危機感を募らせているデービッド・イゲ知事は、2日にビデオメッセージを発表し、明日からのレイバーデー週末に人々が集まらないよう要請しているとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
知事はビデオで「新型コロナウィルスによって州内の医療システムは最悪のシナリオに向かって危機的な状況にあります。医療崩壊という事態になったら、医療関係者が恐れているような命の選択が行われることになります。必要な治療が受けられなくなり、死亡する人が出るでしょう」
非常に感染力が強いとされているデルタ変異株は州内の感染数のほとんど100%を占めており、州内の感染は収まるどころか拡大している状況だ。
8月1日からハワイ州ではおよそ22,000件の感染と69件の死亡が確認されている。
「健康な成人も子供も具合が非常に悪くなるのです、感染件数のおよそ4分の1は子供です。そして(12歳以上の市民にとって)ワクチン接種が最善の防御なのです」
知事は、感染を少しでも押さえ込むために何ができるのかということについて従業員と話し合ってほしいと州内の雇用主たちに手紙を送ったという。
感染を防ぐために次のことが奨励されている。
- 換気の悪い、締め切った場所を避ける
- 多くの人々で混んでいる場所を避ける
- 近寄って会話するなど、濃厚接触を避ける
写真:Shutterstock
(日刊サン 2021.09.03)
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