米国疾病予防管理センター (CDC) が1日、ファイザー社製とモデルナ社製の新しい新型コロナワクチン (二価ワクチン) のブースター接種を承認した、とハワイ・ニュース・ナウが報じている。
CDCのアドバイザーによると、オミクロン株亜種に対する有効性に関するデータ不足に懸念が残るものの、今年冬に感染者数が急増する可能性があることから、「免疫強化のための接種を推奨する」としている。
承認された二価ワクチンは、従来の新型コロナウイルスに加え、非常に伝染性の高いオミクロン株亜種に対し有効性がある。
今まで12歳以上を対象に承認されていた一価mRNAブースターワクチンは今後、二価ワクチンブースターに移行する。
一方、州保健局とCDCは、5歳から11歳の子どもに対しては、引き続きファイザーの1 価ブースターワクチンを推奨している。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.9.2)