連邦航空局(FAA)は、レイバーデイで3連休となる今週末について、父の日を含む6月1日とプレジデンツ・デーに次いで、今年3番目に忙しい連休になると予測しているとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
ハリケーン「イダリア」は勢力を弱め、8月31日(木)には海上に向かっている。被害と停電は残っているが、旅行への影響は和らいだ。フロリダとジョージアで数十便のフライトがキャンセルとなったが、9月1日(金)には各航空会社ともフル稼働する見込みだ。旅行者はFAAのウェブサイトで、旅行先の状況を確認することができる。
FAAによれば、8月31日(木)には最も多い5万2203便が予定され、9月1日(金)の4万9111便がそれに続く。2日(土)と3日(日)は小康状態となり、4日(月)と5日(火)には再び増える見込みだ。なお、この数字には航空便、軍用便、民間便が含まれている。
運輸保安庁(TSA)は、1日(金)から6日(水)までに1400万人以上の乗客を検査すると見込んでいる。TSAのデビッド・ペコスケ長官は、セキュリティーチェックを通過するのに30分以上、プリチェック・レーンでも10分以上かかることもあると警告し、「早めに空港に行き、忍耐強さも荷物に入れておくように」と述べた。同庁はフライトの2時間前には空港に到着することを推奨している。
今週末の多くの便では、すべての座席が埋まり、忙しい夏を締めくくることが予想される。
アメリカン航空は、8月31日(木)から9月5日(火)までの間に約3万2000便で約350万人の乗客があると予想している。ユナイテッド航空は、レイバーデーの週末として過去最大となる280万人近い乗客を見込んでいる。
TSAの数字によると、今年8月に米国の空港の検問所を通過する旅行者の数は、パンデミック前の2019年8月よりも2%多くなっている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.9.1)