結婚式に出席すると言って来なかった人へ
シカゴ州に住むダグラスさんとデブラさんは先月ジャマイカのホテルで結婚式をあげた。
この大イベントのために2人は昨年秋から計画をしており、結婚式に招待するゲストに対しては人数確認のためにこれまで4回も出欠席を確認していた。
ところが結婚式当日、4組のカップルが何の連絡もなく欠席したという。
しかもその4組は4回の確認時にはすべて出席すると答えていた。
この対応に怒りを覚えた夫婦は、請求書をフェイスブックに投稿したとフォックス・ニュースが伝えている。
「結婚式に無断で欠席した人たちへ、私たち夫婦はこの請求書を送りますが悪く思わないでください。電子メールと普通郵便で送ります」
この請求書では結婚式で供された食事と飲み物代として1人120ドル、カップルに対して240ドルが請求されている。
ダグラスさんはフォックス・ニュースのインタビューに答えている。
「実際に請求書は送りません。でも新郎新婦が食事代を払うから無断で欠席しても平気というのはおかしいと思うのです。こんな請求書を投稿する方が無断で欠席するより失礼だと言う批判が出るかもしれませんが、誠実さと思いやりの問題だと思うのです。私としては、自分の言ったことには責任を負うべきだと思います」
その後、無断欠席したカップルの中には謝罪とともにお金の支払いを申し出た人もいたそうだが、夫婦は受け取らなかったという。
「お金の問題ではありません。出席すると言ったのに連絡もなく欠席という自分たちの行動についてちょっと考えてもらいたかったのです。結婚式自体は素晴らしいものでした。来てくださった皆さん、事前に出席できないと連絡してくださった皆さんには感謝します」
このフェイスブックの投稿は大きな反響を呼び、多くの人々がこの夫婦の気持ちに共感したコメントを投稿している。
シェアする
写真 : Shutterstock.com
(日刊サン 2021.09.01)