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【ハワイニュース】バイデン大統領、マウイ島送電網強化に9500万ドルの拠出を約束

バイデン大統領は、30日(水)、連邦政府がマウイ島の送電網の改善に9500万ドル(約138億円)を投じると発表したとホノルル・スター・アドバタイザーが報じている。

ホワイトハウスでの演説の中でバイデン大統領は、マウイ島における政府全体の対応と復興努力、そしてハリケーン「イダリア」に対する継続的な対応について、最新の状況を説明した。連邦政府より拠出される9500万ドルは、可能な限り電線を埋設し、スマートメーターを設置し、古い木製の電柱を鉄製の電柱に取り替えるなど、マウイ島の電気システムを「強化」するために使われるという。

大統領はまた、連邦政府はすでに危険廃棄物の除去に2400万ドル(約35億円)を拠出しており、瓦礫の除去には4億ドルの資金援助を約束した。「連邦政府がその費用を負担する。州がその費用を支払うことはない。我々は立ち去るつもりはない」と述べた。

21日(月)にジル夫人とともに西マウイを訪れたバイデン大統領は、マウイ島の住民の回復力とアロハ・スピリットに感銘を受けたと語った。マウイ島滞在の際に述べていたように、大統領はこの日の発表で、マウイ島の人々は「痛みを目的に変え、信念を貫いている」と繰り返し、また、復興への努力は人々にとって悪魔のように苛立たしいものになることが予想されると述べた。

大統領は、復興には時間がかかるかもしれないと警告し、「マウイ島の人々が政府に何を期待すべきかはっきりさせておきたい。私たちがしている仕事には時間がかかる」と語った。

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写真:Shutterstock.com

 

(日刊サン 2023.8.31)

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