マーカス・マリオタといえば、ハワイ出身の有名なプロフットボールプレーヤーで、ハワイ企業のコマーシャルにも出ている有名人だ。

ホノルルのセント・ルイス高校のアメフト部で活躍してオレゴン大学へ進み、現在はラスベガスレイダーズのクォーターバックだが、今回の新型コロナウィルスで苦しむ人々のためにワインの販売を始めるとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。

マーカス・マリオタはモーティベイト財団（Motiv8 Foundation）という自身の慈善団体を持っていて、すでに数々の慈善活動をおこなっている。

第一線で働く医療従事者、ホームレスシェルター、学校は閉鎖されて昼食がなくなった子供たちのために6,000食以上の食事を寄付していて、オアフのヒューメインソサエティにも1,000ポンド以上のドッグフードを寄付している。

そのマリオタが今回新しく始めるのは、ワイン販売だ。

学生時代を過ごしたオレゴン州ユージーンにあるスイートクリークワイナリーと協力して、モーティベイトというラベルのワインを9月1日から販売する。

2018年ピノ・グリ・ワインは30ドル、2018年ピノ・ノワール・ワインは40ドルでオンライン販売され、利益は全て寄付されるという。

モーティベイト財団の理事長であるエド・ニシオカ氏によると「マリオタ家と財団は、恵まれない人々を手助けすることをモットーとしており、今回スイートクリークワイナリーとの協力によりコミュニティーをより一層助ける活動ができることを嬉しく思う」と述べている。

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