今年7月のハワイへの訪問客数は、2020年1月以降の最高となったとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
州ビジネス経済開発観光局(DBEDT)の発表によると、7月の観光客数は91万9154人で、パンデミック前の2019年7月と比べて92%まで回復しているという。
アメリカ国内、特に西海岸からの観光客数は、2019年7月を大きく超えている一方で、海外、特に日本からはまだ少ない状況だ。
州観光局のジョン・デフライズ氏は、「日本からの旅行需要は、秋から冬にかけて徐々に回復していくと思われる。東京〜コナ間、東京〜ホノルル間の運航が再開されており、他の海外便も順調に回復している」と書面で発表している。
7月の観光客消費額は19億4千万ドルで、2019年7月の17億ドルから14.3%増加しており、平均滞在日数は9.36日で、4.9%の増となっている。
今年1月から7月までの観光客数は530万人余りで、2019年同時期比で13.2%少ないが、消費額は5.8%増の111億6千万ドルとなっている。
シェアする
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.8.30)