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【ハワイニュース】ラハイナ被災地の99%が捜索済みに

8日(火)の大火災で壊滅的な被害を受けた地域の約99%が遺体の捜索を終え、あとは海域と海岸線を残すのみとなったとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。

米連邦緊急事態管理庁(FEMA)リージョン9の地域管理者であるロバート・J・フェントン・ジュニア氏は、28日(月)、記者団に対し、FEMAの捜索救助チームは動員を解除し、収集したすべての証拠をマウイ警察と連邦捜査局に引き渡していると語った。

FBIと米国防総省の人類学者と米保健福祉省の遺体安置所の専門家が、現在進行中の復旧作業を支援している。FBI捜査官と証拠品対応チームのメンバー、法医学の専門家、マウイ警察は、直近で388人にのぼった不明者リストを調査している。

フェントン氏は、現在行っている捜査はマウイ警察主導のもとFBIが支援する形で進められているとし、「不明数を調査し、DNA鑑定を続けて遺体と照合すれば、その数は減っていくだろう」と述べた。

マウイ消防署や海軍、沿岸警備隊のダイバーは、沈没船を含むラハイナ沖の海域の捜索を続けている。ケネス・ハラ州准将は、「まだ湾内で捜索と回収を行っている。まず湾内を捜索し、沈没船を確認し、現在は海岸線の捜索を行っている」と語った。

22日(火)、FBI104DNAサンプルを収集したと発表した。28日(月)の時点で、マウイ警察は112件の行方不明者届を出している。そのうち57件は未解決のままで、24件は所在が確認された。31件は死亡が家族に通知されている。

28日(月)、郡はさらに2人の犠牲者の身元を発表した。死者数は115人にのぼっている。

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写真:Shutterstock.com

 

(日刊サン 2023.8.29)

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