救急医療サービスの着信数、先月8,100件超
医療施設の収容人数増加
ホノルルの医療施設は総じて非常に多忙な中、特に救急医療サービスが多忙を極めているとKHON2が報じている。
ホノルルEMS(救急医療サービス)の救急電話(911)の着信数は、2019年7月に7,900件超、2020年7月に6,600件超で、先月は8,100件超に達した。EMSディレクターのジム・アイルランド医師は「先日は24時間で911の着信が390件に昇った。ワクチン接種済みの人に関して、新型コロナ関連による911の着信は今までに受けたことがない。911のオペレーターは、発信者にワクチン接種を受けているかどうか尋ねるが、全員が『受けていない』と答えている」と話した。
オアフ島の救急医療施設は新型コロナ関連の患者で満たされつつある中、1つの病院で2時間に10人以上の患者を受け入れないというガバナンス的なものが生まれており、搬送する場所を選ぶことができない状態だという。搬送された患者は状況に応じて、ワヒアワ、クイーンズウェスト、パリモミなどの医療施設に収容されている。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2021.08.24)
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