新型コロナウィルス感染が拡大する中で、ハワイはハリケーンの季節を迎えている。

アメリカ赤十字太平洋諸島管轄事務所では、ボランティアを募集しているとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。

ハワイ州内にはおよそ1,600名のボランティアがいるが、減少傾向にあるという。

今年、赤十字はノース・ショアの水害被害とハワイ島の山火事で被害者の救済活動に携わっているが、ハリケーンの季節に入った今、さらに多くのボランティアを必要としている。

アメリカ赤十字太平洋諸島担当のディレクターであるマシュー・ウェルズ氏は「パンデミックの最中である今、非常時に人々が避難をしているかを確認し、避難シェルターで多くの人と接触するということは簡単な仕事でないことは明らかです」と述べている。

「けれども、たった一つのハリケーン、たった一つの津波、たった一つの山火事が起これば、避難シェルターが設置され、救助やその後の救済活動に多くのボランティアが必要になるのです」

赤十字でのボランティアに興味のある方はこちらから。

赤十字でボランティア活動をする人および緊急時に避難シェルターに避難する人はワクチン接種の証明を必要としないが、安全対策のルールを守る必要がある。