マッカリー・モイリイリ地区 アパートで兄を刺殺
8月13日(金曜日)に起こった事件の詳細が判明したとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
マッカリー・モイリイリ地区のアパートメントで先週の金曜日午後7時20分ごろ、家庭内で喧嘩が起こっているという通報があり、警察官が現場に駆けつけた。
サウス・キング・ストリート1926番地のアパートに警察が到着したところ、部屋のいたるところには、たくさんのものが散乱しており、部屋の壁には血が飛び散り、床は血で覆われていたという。
その場にいたジーク・マグネス(31歳)は両手や衣服に大量の血を浴びており、刺傷事件の容疑者として逮捕された。
刺された男性はクイーンズ・メディカル・センターに救急搬送されたが、その後病院で死亡した。死亡した男性は容疑者の兄でザッカリー・マグネス(32歳)さんと判明した。
これによって刺傷事件は刺殺事件となり、マグネス容疑者は第2級殺人罪での逮捕に切り替えられ、現在拘置所に拘留されている。
同居していた妹によると、シャワーを浴びていた時に大きな音を聞いて寝室に入ったら、ジーク・マグネスがザッカリー・マグネスに心肺蘇生の措置を施していたという。
兄弟は生活をしていく上での役割分担について話し合っているうちに喧嘩になったと伝えられている。
弟は、兄の左肋骨を一度、臀部を2度、右腿を1度ハサミで刺しており、警察は現場で血のついたハサミを押収している。
逮捕後、ジーク・マグネスは「すべて僕が悪いんです」と警察官に述べたという。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2021.08.18)
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