この夏人気のスイーツは、フローズンハニーだそうだ。

TikTokで＃FrozenHoney を探すと、様々なレシピでこの新しいスイーツを作るビデオを見つけることができる。

8億回以上が再生されて、グーグル・トレンドでも上位に入っているとフォックス・ニュースが伝えている。

単にハチミツを一晩凍らせるものから、コーンシロップなど様々なシロップと混ぜて凍らせたものなど、多くの人々が新しいアイデアを投稿しているが、一部の専門家は注意を喚起している。

理由はカロリーと糖分の摂りすぎになる可能性があるというのだ。

ティースプーン1杯のハチミツは、63.8カロリーで17.2グラムの糖分が含まれている。

同量のコーンシロップは、60カロリーで9グラムの糖分が含まれている。

この二つを混ぜて凍らせたフローズンハニーをティースプーン1杯食べると、123.8カロリー、26.2グラムの糖分を摂取することになるのだ。

スプーン1杯だけ食べるのであれば問題はないのだが、TikTokのビデオを見る限り、多くの人々が冷たいスイーツをかき氷のようにたくさん食べている。

異常な量の糖分が一度に血流に流れ込むと、膵臓がそれに反応して通常よりも高いレベルのインスリンを放出してその糖分を分解しようとするため、血糖値が急激に上がった後に、急降下することになる。

血糖値の急激な変化は血管を痛め、脳卒中や心筋梗塞などの病気にかかる危険が高いと言われている。

また、ハチミツの食べ過ぎは、胃のむかつきや下痢を引き起こすこともある。

1日に摂取しても良いとされている糖分量は成人男性で36グラム、成人女性で25グラムだということを覚えておこう。

歯科医も、フローズンハニーに対して心配しているという。

ハチミツは歯の表面に付きやすいので、虫歯を引き起こしやすい食品だ。

ウマノフ医師は「フローズンハニーを食べた後には、水で口の中をよく濯ぎ、できるだけ早く歯磨きとフロスできれいにしてください。それに、硬いものを噛むと歯が欠けることもあるので、気をつけてください」と述べている。