防弾装備付きベンツセダンが発売
高級自動車メーカーのメルセデス・ベンツ社は最新のSクラスとして完全装甲使用のセダンを発表したとフォックス・ニュースが伝えている。
このセダンはS680ガードという名前がついており、交通事故に対する安全性よりもさらに高い安全性、特に高い防犯対策を求める顧客をターゲット層として売り出されている。
外観は普通の高級大型セダンだが、窓は防弾ガラスで、車両には装甲板が装備されている。
つまり、AK47などの狙撃用ライフルやM16などの軍用ライフルを含んだ長距離狙撃銃からの攻撃にも耐えることができるらしい。
どれだけの攻撃に耐えられるかの詳細は購入希望の顧客にのみ明かされるとなっているが、ドイツの車専門誌によると一部の爆弾にも耐久性があり、室内は密閉可能、酸素システム搭載、消火機能も内蔵しているという。
車両重量も桁外れで、通常の車の2倍以上にあたるおよそ4,200キロだ。
この車は受注製造のため、注文を受けてから51日で完成するとしている。
ちなみにお値段はおよそ60万ドル(6,500万円)から。
写真 : Bhakpong / Shutterstock.com
(日刊サン 2021.08.03)
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