7月28日、マッカリーにあるショッピングモールで男性と10代の息子が逮捕されて、検疫施設に強制入居させられたとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。

午前7時半ごろ、まず10代の子供がショッピングセンターで目撃されて、保健局の職員により確保された。

子供は新型コロナウィルス陽性で在宅命令が出ていたにもかかわらず友人と外出して多くの人々と接触を持ったという。

その後すぐに父親がショッピングセンターに現れたため、同様に確保された。

保健局としては滅多に発動することのない逮捕権を施行して確保に踏み切り、父子は新型コロナウィルス感染隔離施設へ送られた。

保健局長であるブルース・アンダーソン氏は「在宅命令を遵守することを拒否して外出をしたという状況は、公衆衛生に対する甚大な脅威だ」と述べている。

父親であるネスカリ・J・ナイソネットによると、最近妻と離婚をしており、息子は新型コロナ感染テストで陽性結果が出たにもかかわらず何度も家出をしたという。

「28日朝も息子が出て行ったために、誰かを感染させたら大変だと思って捕まえに行っただけだ。それなのに逮捕されてまるで犯罪者のような扱いを受けて、裏切られたような気持ちだ」

二人はカアアヒにあるコロナ感染施設で10日間過ごすことになるが、期間終了後に再検査を受けて、必要と裁判所が認めれば期間延長となる。