公立学校の遠隔授業計画が発表
公立学校の新学期の開始まですでに2週間を切っている中で、ハワイ州教育局が今年度の公立学校における遠隔授業についての詳細を発表したとKHONが伝えている。
州内の全ての公立学校で遠隔授業を行うわけではないので、教育局のウェブサイトには、遠隔授業を実施する学校、担当する教員のレベル、校外からの受け入れの可否などの詳細が示されている。
教育長のクリスティー・キシモト氏によると、生徒児童の大半は学校での対面授業に戻る一方、全家庭の1%から5%が遠隔授業を希望しているという。
副教育長のフィリス・ウネバサミ氏は「我々は引き続き州衛生局と協力して、学校における衛生管理のガイドラインを確立して各学校に伝達することにしています」と述べている。
オアフ島ではダニエル・K・イノウエ小学校が、レイレフア、ミリラニ、ワイアルア地域を管轄する遠隔授業の主要基地となる予定で、遠隔授業はパイナップル・アカデミーと名付けられた。
そこで5年生を受け持つことになっているエスター・クォンさんは「毎日のオンラインの授業だけでなく、子供達同士を結びつけるためにウェブ会議やチャットも利用しようと思います」と述べている。
新年度の公立学校の遠隔授業についての詳細はこちらから。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2021.07.22)
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