オアフ島介護施設「オアフ・ケア・ファシリティ」での7日間にわたる看護師ストライキは18日(火)に終結したが、いまだ先行きは不透明であるとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
看護師たちによれば、施設側は交渉のテーブルに戻っていないという。同施設で働く看護師のロラリン・バリステラス氏は、「彼らはまだ提案も公正な契約も結んでいない。明日にでも交渉がまとまればよいのだが・・・。私たちは仕事に復帰する予定なので、明日まで何の契約もないまま放置されないことを祈っている」と語った。
今回のストライキは、施設全体のスタッフの入れ替えを引き起こした。看護師たちは、不在によって彼らの仕事の価値を証明できたことを願っている。「彼らも苦労している。施設の管理部門は今、フロアで働き、入所者のニーズを助けている。ほとんど全員がそこにいる」とバリステラス氏は言う。認定看護助手のジョアン・ゲレロ氏は、「本当はここ(施設の外)にいたくない、なぜなら患者は私たちを待っているから。私たちは患者を愛している」と語る。
看護師たちは、施設での雇用を促進するために賃上げを要求している。
なお、同施設はハワイ・ニュース・ナウの取材に対し、リーダーシップ・チームは誠実に交渉を続け、看護スタッフのストライキの権利を尊重すると述べている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.7.19)