17日(月)、ダニエル・K・イノウエ国際空港近くのケエヒ・ラグーン・ビーチパークに12面のピックルボールコートが新設された。ピックルボール専用のコートが公園に設置されたのは、ホノルル市ではこれが初めてとなるとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
オープンの17日(月)は、島中の熱心なプレーヤーがお祝いに駆けつけた。同ビーチパークでは、さらに5面の一般プレイ用コートを建設する計画もある。
今回のコート改修は、公共施設を再利用し、コミュニティ・グループや他団体の間でよりよく利用できるようにするという公園レクリエーション局の新しい取り組みの一環だ。同局は、今年末までに、市内にある既存のコート20面を67面のピックルボール専用コートに改修する予定だ。
市のピックルボールコート拡張計画は反発を受けたが、公園関係者は、これらの新しいコートが急速に成長しているスポーツ・コミュニティに対応できることを望んでいる。公園レクリエーション局の広報担当者、ネイト・セロータ氏は、「将来的には、トーナメントやより大規模な集会の開催など、施設のレクリエーション的な利用をより重視できるようになるだろう」と語った。
現在、ハワイ州には173のピックルボールコートがあるが、専用のコートはごく一部だ。大半のコートは多目的用で、バスケットボール、バレーボール、テニス用のコートに加えて、ピックルボール用のコートラインが引かれている。
ピックルボール愛好家にとって、新しいコートは健全な競争と仲間意識を育む場を提供する。オアフ島ピックルボール協会のディーン・マコルガン理事は、「この美しいコートを作ってくれた関係者に感謝している」と語った。
次のコート改造は、カイルア・ディストリクト・パーク、カアラ・ネイバーフッド・パーク、マカキロ・コミュニティ・パークで行われる予定となっている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.7.18)