8月1日から本土へのフライト復活
ハワイアン航空とサウスウェスト航空が、8月1日からアメリカ本土とハワイを繋ぐフライトの再開を発表したとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
8月1日からは、新型コロナウィルス感染対策として新しい検疫プログラムが開始されるため、それに対応するためだ。
ハワイ到着前72時間以内に感染テストを受けて陰性結果を提示できれば、14日間の自己検疫を免除できるが、それでなければ自己検疫を行わなくてはならないというプログラムは8月1日から実施される。
新型コロナ感染によって3月からロックダウンが行われ、ハワイの観光業は非常に大きな打撃を受けており、今回の本土便の増加は回復に向けての大きなステップとなる。
しかしながら、国際便については引き続き制限が設けられており、ハワイの中でも特にワイキキのホテルは日本、オーストラリア、ニュージーランド、カナダからの観光客が大きな割合を占めていることから、ホノルルにとっては経済回復はまだ遠い道のりだ。
ハワイアン航空が7月1日に発表したところによると、8月1日にほとんどの本土便はコロナ以前の本数に戻す予定であり、島間フライトについては増便を予定している一方、国際便は引き続き休止のままとなる。
また、サンディエゴ便とサクラメント便を7月15日から毎日就航する。
サウスウェスト航空は、8月1日には本土便をコロナ以前の本数まで再開し、新しくサンディエゴとホノルル間のフライトを就航すると発表した。
海外からの旅行者については、ハワイ州は、日本、韓国、オールトラリア、ニュージーランドなどの新型コロナウィルス感染者数が比較的少ない地域からの旅行者についての制限の緩和を検討中であり、日本については政府機関と交渉中だという。
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(日刊サン 2020.7.02)