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銃規制に関する法・高齢者保護法、成立

銃規制に関する法・高齢者保護法、成立

71日にデービット・イゲ知事は二つの法案に署名したことにより、これらは新しいハワイの法律となったとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。

一つ目は、60歳以上の高齢者に対する犯罪の罰則強化だ。

故意に身体的傷害を負わせること、住居への不法侵入、盗難、偽造などの被害者が60歳以上の場合に適用される。

トロイ・ハシモト議員は「高齢者は地域社会の中で安心して暮らす権利があります。悪意を持つ人に対する抑止力として、これらの追加保護を盛り込みました。もし高齢者を傷つけようとしたり、弱い立場を利用しようとしたら、より厳しい罰則を受けるのです」と述べている。

二つ目の法律は、銃規制に関するものだ。

シリアル番号がなく、警察による追跡がほぼ不可能とされている、いわゆる「ゴースト・ガン」を組み立てるための銃器部品の製造、購入、または入手は、すでに州法で禁止されているが、今回の法は、部品の所有も罰則の対象としている。

パトリック・ピハナ・ブランコ議員によると「現行のゴースト・ガン規制法の抜け穴を塞ぐことによって、シリアル番号のない登録されていないガンをコミュニティから一掃して、我々の地域社会は安全なものとなるでしょう。ゴースト・ガンの製造キットはオンラインで誰でも購入できます。すでに犯罪歴があり購入を禁止されている人や、家庭内暴力をふるう人、銃の密売人でもです。私はゴースト・ガンをコミュニティからなくしたいのです。銃器の所有には経歴チェックとライセンス登録、許可証が必要なのです」という。

また、銃器を保管する年齢も16歳から18歳に引き上げられた。

グレッグ・タカヤマ議員は「この法律は、16歳と17歳という、統計学的に最も自殺を試みる年齢層を保護するための常識的な対策です。責任のある銃所有者に新たな重荷を負わせるものではありません。きちんとした銃所有者は、すでに、銃を他の家族や、訪問者、侵入者から銃器を安全に保管することの重要性を理解しています」と述べている。

写真 :  Shutterstock.com

(日刊サン 2021.07.02)

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