ハワイ州での成人を対象としたワクチン接種が進んでいる中、州全体の1日の新規感染者数は50～100人に留まっている。ハワイ・ニュース・ナウの報道によると、ジョシュ・グリーン副知事は「数十万人の住民が未だ免疫を獲得していないことが新規感染者数に表れている」と話す一方、「ワクチン接種を受ける人が増えるにつれ、月末までに症例は減少するだろう」と予測している。

ハワイ州では、5月8日の時点で計130万回以上のワクチン接種が行われており、現時点で18歳以上の住民の70％が少なくとも１回目の予防接種を受けている。副知事は「ハワイ州は正しい方向に向かっている。あと少しで完全に予防接種を受け、免疫のある住民が100万人に達する。摂取を受けておらず、免疫のない住民が約40万人いるものの、時間の経過とともに集団免疫を獲得するだろう」と述べた。

また、散発的な集会が1日の新規感染者数に影響していると話す一方、「入院患者数と陽性率は安定している」とし、「約1週間後には、ハワイ州の住民のうち5万人を占める12～15歳の子どもがワクチンを接種できるようになる」と述べた。