8月1日から始まる新しい新型コロナウィルス感染対策プログラムにより、州外からの旅行者は、ハワイへ到着する72時間以内に感染テストを受けて陰性結果を提出することにより14日間の自己検疫を免除されるが、そうでなければ14日間自己検疫をしなければならない。

ハワイの観光業は今、1カ月後に迫ったこのプログラムに対する準備に忙しいとKHONが伝えている。

州議会の新型コロナウィルス特別委員会で発表したハワイ観光協会のクリス・タタム氏によると「ハワイ観光協会は、ハワイ州観光当局と連携して観光客に向けてのマーケティングキャンペーンを行なう。観光協会のウェブサイトはもちろんのこと、航空会社、PR会社、旅行会社、ホテルとも協力し、あらゆるメディアを通じて旅行前感染テストを呼びかける。ソーシャルメディアに対しては、宣伝も入れることを考えている」

ハワイ商工会議所のシェリー・マイナー・マクナマラ氏は、「宣伝キャンペーンでは、地元のビジネスをサポートすることにも焦点を当ててもらいたい。観光客がハワイにやってきてハワイを楽しむことは、地元の中小企業をサポートし、コミュニティをサポートすることになる」

一番避けたいのは、観光客が旅行前感染テストによる自己検疫免除を知らずにハワイにやってきて、自己検疫ルールを守らないという事態だ。

「夏本番に向けてハワイへの旅行予約が入り始めている中、観光客が陰性結果を提出し、ハワイを楽しみ、ハワイ経済が活性化することが望ましい」とタタム氏は述べている。