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【ハワイニュース】海中から不法投棄されたタイヤ110本を撤去

626日(日曜日)、「オーシャン・ディフェンダー・アライアンス(ODA)」という団体がカネオヘ湾で海中ゴミの撤去作業を行ったとKHON2が伝えている。

ODAでは、美しい海と海中のエコシステムの保護を目的として活動を行なっており、今回の清掃は3回目となる。

ダイバーたちがカネオヘ湾に潜って、海中に捨てられている大量のタイヤを回収する作業を行なったという。

ODAの創立者で代表のカート・リーバー氏は、「1回目の作業で40本のタイヤを撤去し、昨年の1月の2度目の作業では69本を回収しました。今回は110本、およそ7,200ポンド(およそ3.3トン)のタイヤを見つけました」と述べている。

同団体の熟練したダイバーが潜り、網の中にゴミを入れていく。ダイバーが海面へ戻ったら、網に付けられた紐を引いて、船上に全員で引っ張り上げるという作業が繰り返された。

場所はカネオヘ湾のヘエイア・ケアにあるボート・ハーバーで、管理者によると、このあたりには不法投棄が跡を絶たず、土曜の夜にも8本のタイヤが投棄されたという。

ダイバーのひとり、グレン・ロバーツさんは、「本当にたくさんのものが海に捨てられています。そのゴミからの化学物質が海中に拡散しています。カネオヘ湾には、守らなくてはいけない本当に貴重なサンゴ礁があるのです」と述べている。

リーバー氏は、海にゴミを捨てる行為がどれだけハワイの海洋エコシステムに打撃を与えるのか、市民に知ってもらいたいという。

「海にゴミを捨てるとどんなダメージを与えるかわかっていないことが問題なのです。人は『タイヤを処分すると25ドルかかるが、海に捨てるならタダだ』と考えるのです」

ゴム製造協会によると、通常の車のタイヤ1本の製造に7ガロン(およそ26リットル)のオイルを使うという。

1本のタイヤの中には200種類以上の化学物質が含まれています。海に捨てられたタイヤからそれらの化学物質やオイルが徐々に流れ出して、サンゴ礁を破壊し、海の生物たちにダメージを与えています」

今回ODAが撤去したのはタイヤだけでなく、大量の漁業網やその他のゴミもあったという。

「漁業網は大きな問題です。ウミガメが網に絡まっているのを見つけました」

撤去されたゴミはトラックでゴミ処分場に運ばれ、その日の作業は完了した。

しかし、活動が終わったわけではない。

「この活動を続けていきます。海の中にはまだまだ多くのゴミがあるのです」とロバーツ氏は述べている。

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写真:Shutterstock.com

 

(日刊サン 2022.6.27)

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