アメリカ海洋大気庁(NOAA)は6月22日(水曜日)、19歳のハワイアン・モンク・アザラシの死について発表したとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
「ベニー」という名で親しまれてきたオスのモンク・アザラシの死骸は、先週モクレイア・ビーチで発見されたという。
ベニーは、2002年にカウアイ島で生まれてからこれまでに、釣り針を体から外すための危険な手術を2回も受けている。
NOAAによると、ベニーの体験が報道されたことで、ハワイアン・モンク・アザラシがどれだけ危機的な状況にあるかという実態が、漁業関係者や保護団体に認知されるようになったという。
ベニーは、オアフ島のホノルルからノースショアまでのビーチで度々見かけられていた。
NOAAでは、死因究明のために体細胞の分析を行う予定だ。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.6.23)