ハワイ島ヒロにあるハワイ・コミュニティ・カレッジ(HCC)が、ランサムウェア攻撃の標的になったとホノルル・スター・アドバタイザーが報じている。
ハワイ大学(UH)は、20日(火)、ランサムウェア攻撃の対象となったことを明らかにした。UHの声明によると、HCCキャンパスは、UHが状況を把握した直後の13日(火)にサイバーセキュリティ・インシデントの通知を受けたという。「UHシステム情報技術サービスは直ちに対応し、HCCのネットワークをオフラインにし、すべてのUHネットワークを保護するために追加の措置を講じた。犯行グループが攻撃を特定したのは、UHキャンパスの中だけでもHCCのみである」と、声明で明らかにされている。
なお、UHのサイバーセキュリティ専門家は、他の9カ所のUHキャンパスが影響を受けたとは考えておらず、調査は継続中であるとしている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.6.21)