ハワイのセブンイレブンは、植物性の代替肉を製造・販売するオムニフーズとタッグを組み、プラントベースのカツむすびを発売するとKHON2が伝えている。
オムニフーズによると、植物性ミートを使ったカツむすびは、ハワイ州内にある66軒のセブンイレブン全店舗で流通する予定で、オアフ島では1個2.99ドル、その他の島では1個3.49ドルで販売されるという。
この新商品は、セブンイレブンが提供する多くの持ち帰り用軽食のセレクションに追加される。現在同店が販売する軽食には、スパムむすび、スパイシーアヒいなり、焼き鮭の三角むすび、もちこチキンジャンボむすび、メネフネからあげチキン弁当、マナプアなどがある。
植物性ミートカツむすびは、代替肉をご飯の上に乗せ、寿司のりで包んだ伝統的なむすび。オムニフーズは、「伝統的なカツむすびと同じ親しみやすい味と風味に、さらに健康上の利点を加えた」としている。
セブンイレブン・ハワイのフード・イノベーション&デベロップメント・マネージャーのデビー・リー・スーン氏は、「植物性のカツむすびは、私たちのメニューへの素晴らしい追加であり、革新的で高品質な製品をお客さまに提供するという私たちのコミットメントを反映している」と語っている。
オムニフーズが提供するオムニ・ランチョンは、遺伝子組み換えでない大豆、小麦、ビートを使用した植物性の代替肉で、植物性食物繊維を多く含み、コレステロールを含まず、一般的な肉製品よりも低い塩分で作られている。
オムニフーズの共同設立者兼CEOのデイビッド・ヤン氏は、この食品をハワイのすべてのセブンイレブンに提供できることにワクワクしていると述べるとともに、「(自身の使命は)美味しくて持続可能な植物性代替食品を一般の人々に提供することであり、今回のセブンイレブン・ハワイとの提携は、我々の使命達成への素晴らしいステップであると考えている」と語っている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.6.21)