ビーチが再開されて、多くの人々がビーチで楽しい時間を過ごせるようになったが、使い捨てマスクがゴミとしてビーチに捨てられているのに心を痛める人々がいるとKHONが伝えている。

サステイナブル・コーストラインという団体は、美しい海岸からゴミをなくそうという活動をしているが、最近マスクのゴミが増えているという。

団体のレイチェル・バーグストロム氏によると、「マスクは新しい使い捨てのプラスティック問題のひとつだ。自然環境にどれだけ悪影響を及ぼすか考えてもらいたい」と話す。

一方、ペンシルバニアから10日間の予定でハワイに旅行に来たアーティストのブリット・サリヤーズ氏は新型コロナウィルス感染拡大によるシャットダウンでハワイにしばらく滞在しなければならなくなった。

サリヤーズ氏は小さい頃から絵を描いていて、美しい朝焼けをキャンバスに描くために海岸を歩くと、使い捨てマスクがあちこちに捨てられているのを見てなんとかしようと思い立った。

この二人が協力して始めたのが、ハワイの朝焼けをキャンバスに描くのではなく、マスクデザインに利用し、使い捨てマスクと違い何度でも洗って使える環境に優しい布マスクの作成だ。

ハワイの海の朝焼けをマスクにデザインした布マスク販売利益の一部は環境団体サステイナブル。コーストラインへ寄付される。