社会的距離を保ち、清掃対策を行いながら、6月19日にバーが再開されることになったが、ライブミュージックが再開できなくなったとKHONが伝えている。

疫病予防管理センター（CDC）によると、屋内でのコーラスの練習が原因で大きな新型コロナウィルス感染事例が数件確認されたと言うことで、カーク・コールドウェル市長が屋内のライブイベントを即座に禁止した。

「本土でも世界でも歌うことで非常に大きな感染が起こった。歌う時にはマスクをしないし、それならどうなって感染を防ぐのか」

バーの再開とともに当初はライブエンターテイメントも再開予定だったため、すでにディナーショーを企画しチケットが売り切れたところもある。

ハワイアン・ブライアンズでは社会的距離のために500席を48席に縮小して、地元のアーティストであるタヴァナによるショーを企画し、チケットはすでに売り切れていた。

ジェネラルマネージャーのアンダーソン氏は「非常に残念だ。唾液の飛沫が飛ぶと言う心配があるのは理解しているが、パフォーマーと一番近い座席までは6フィート以上とっている。透明な壁のようなものをパフォーマーの前に立てるとかも考えられる対応策だ」と述べた。

バービジネスでは、多くの客を集めることができるライブエンターテイメントは非常に重要な要素であり、それができないことはビジネスに大きな打撃だと言う。

一方、地元のミュージシャンにとっては、ストリーミングやソーシャルメディアで演奏するなど様々な工夫をしているが、人々の前で演奏するライブが一番だと言う。