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【ハワイニュース】ホノルル市議会 ラニカイの交通渋滞問題の解決法を検討

ホノルル市議会では、市交通サービス局に対して、ラニカイ地区の交通渋滞緩和計画を提出するよう求める案を検討している、とホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。

614日(火曜日)の「交通・持続可能性および健康委員会」で話し合われたという。

ラニカイ地区自治会のジェームズ・バーソン会長は、「観光業が再開され、交通渋滞問題はさらに悪化してきており、健康問題や安全性、生活の質に影響が出ています」と述べている。

「観光客と住民の衝突、駐車場を探して周回する車との事故が増加しています。最大の懸念は、住民の健康と安全が脅かされていることです」

市議会が検討している案では、地区の交通量を軽減するために、駐車規制をより厳しくし、離れた場所に駐車場を確保して路上駐車をなくし、公共交通機関を利用させる計画の策定を求めることになる。

ラニカイ地区の問題としては、交通量の増加に伴う緊急車両の妨げ、公共トイレの不足、歩道がないために路上歩行の安全性が確保されていないことなどが挙げられている。

地区選出のエスター・キアアイナ議員は、「この計画は、救急・消防の活動を向上させ、住民と観光客のための路上安全を確保し、ラニカイ・ビーチへのアクセスを容易にするためのものです」と述べている。

同議員は、ビーチへ行く人々のために、カイルア・タウンからシャトルやトローリーバスのサービス、あるいはホノルル市によるレンタル自転車システムを導入することで、ラニカイ地区への車の侵入を軽減することも考えているという。

同法案は委員会において全会一致で可決され、本議会へ提出されることになった。

もし議会で可決されれば、市当局は90日以内に計画を提出することが求められる。

現在ラニカイ地区では、月曜から金曜の午前830分から午後4時まで、週末および祝祭日は午前10時から午後3時までの間、ビーチ周辺住宅地での路上駐車は禁止されている。

また、アアラパパ・ドライブとモクルア・ストリートで、自転車専用レーンがある場所は駐車禁止となっている。

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写真:Shutterstock.com

 

(日刊サン 2022.6.15)

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