マノアの滝トレイル 2年ぶりに再開
ハワイ州のトレイルを管理する国土自然環境局(DLNR)は、マノアの滝トレイルを6月5日に再開すると発表したとKHONが伝えている。
マノアの滝トレイルは非常に人気のあるトレイルだったが、岩の落下を防ぐためのフェンスを設置するために2019年7月から閉鎖されていた。
およそ2年間の閉鎖中に様々な安全のための対策が施されたという。
狭かったトレイルは幅が拡張されてすれ違いが可能な状態となった。また道の表面もきれいになり、新しく階段ステップも設置された。
トレイルの端には植樹され、岩の浸食と水の流出を防ぐための対策も取られた。
さらに、休憩場所にはベンチが設置され、ハイキングに訪れる人々が美しい熱帯雨林の流域について学べるように説明の標識も設置された。
DLNRの担当者であるアーロン・ロウ氏は「安全であることが一番です。新型コロナウィルス感染拡大の前にはマノアの滝トレイルは毎日700人から1,000人の人が訪れていました。この地域は1年に160から170インチの雨量があり、トレイルは侵食されて、非常に滑りやすい状況で、泥だらけでした。2年間の補修工事でたくさんの対策が講じられ、よくなった安全なトレイルを提供できるようになり非常に嬉しく思います」と述べている。
写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2021.06.02)
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