ワイキキで2件の刃物による殺傷事件
6月1日(火曜日)の明け方前に2件のナイフによる傷害事件が起こり、1名は死亡、もう1名は重篤な状態だとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
最初の事件は午前12時45分ごろ、オフア通りとカラカウア通りの交差点近くで喧嘩が起こったという通報がホノルル警察にもたらされた。
救急車が到着した時には、刃物で刺された複数の傷のために、22歳の男性はその場で死亡が確認された。
近隣住民で警察に通報した目撃者によると「大人数のグループが叫んでいたので何が起こったのかと思って現場に行ってみると、2人の男性が5人ほどの別の男性グループに向かって攻撃的になっていた。そしてそれぞれのグループの男性がお互いに睨み合って、一人が殴りかかったのをきっかけに全員が殴り合いを始めてしまった」という。
死亡した22歳の男性はネバダ州からの観光客だと発表されている。
そしてその10分後には別のナイフによる傷害事件がワイキキ・ウォールの近くで発生した。
警察によると、20歳の男性が胸上部を刃物で刺され、病院に搬送されたが重体だという。
警察は加害者として30歳の男性を殺人未遂とテロ的恐喝の容疑で逮捕している。
容疑者は観光客のようだと警察は発表している。
写真: Christian Mueller _ Shutterstock.com
(日刊サン 2021.06.02)
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