今年のアメリカ大統領奨学金の候補者にハワイの高校生2人が選ばれ、アメリカ教育省から表彰されたとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
選ばれた1人は、ケアラケヘ高校に通うケア・カホイルア・クレブシュさんで、科学と芸術に秀でており、スタンフォード大学へ進学することになっている。
もう1人は、プナホウ・スクールのサシャ・パクラバンさんで、子供たちに読書を推奨するための非営利団体「ワーズ4(Words4)」を運営している。
パクラバンさんは、コミュニティーに対する奉仕活動と学業の優秀さから、大統領奨学金という非常に権威のある奨学金を獲得した。
アメリカ全国から応募した優秀な生徒5,000人の中から選ばれた161人のうちの1人となったのだ。
この知らせを受けて最初に報告したのは、プナホウ・スクールの先生だったという。
「大統領奨学金事務局は、それぞれの生徒を総括的に、そして個人的に評価します。単にテストの点数や何をしたかという観点だけではありません。なので、今回の受賞は本当に嬉しいものでした。活動が、ハワイだけでなく国に貢献していると認められたからです。この知らせを受けて、先生のところへ飛んでいき、一緒に祝い、喜びあいました」
バクラバンさんはこれからハーバード大学へ進むが、非営利団体の運営は継続するという。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.5.31)