次期ホノルル警察署長に就任が決定しているジョー・ローガン氏の息子が暴行容疑で逮捕されたことはすでに報道されているが、さらに別の事件にも関与していたとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
5月24日、アラモアナ・ビーチ・パークでゼイン・ローガン(36歳)は、手工具で男性に暴行を加えたことで当初は重暴行罪逮捕されたが、26日(木曜日)、軽暴行罪で起訴されたという。
1,000ドルの保釈金が決定しているが、有罪となれば最高1年の刑となる。
ローガン容疑者は、今年3月にアラモアナ・センターにあるターゲットで750ドル相当の電気機器を盗んだ容疑で、窃盗罪の裁判を待っている状態であることが明らかになった。
第2級窃盗罪はC級重罪で最高5年の刑となる可能性がある。
ホノルル検察の発表によると、ゼイン・ローガン容疑者には、2004年から40件以上の逮捕と違反切符の前歴があるという。
2020年1月には覚醒剤所持と危険薬物勧誘で起訴されており、2021年には70歳の元ハワイ大学教授からの申し立てによって、裁判所から接近禁止命令が出されていた。
元大学教授の所有する建物にローガン容疑者の元恋人が住んでおり、同容疑者はその部屋に押し入って女性を襲っていた。
元教授によると、2020年クリスマスイブに、ローガン容疑者はアパートメントのドアに放火して、サーフボードを窓から投げ入れるなどし、元教授と妻を脅したという。
「ローガン容疑者から何年にもわたって被害を被っていました。警察の介入もありました。アパートに住んでいる女性に暴力を振るっていました」
その女性とローガン容疑者との間のトラブルについて、13件の警察報告があるという。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.5.27)