プロ野球シーズン開幕が遅れている中、フロリダに本拠を構えるマイナーリーグ「ペンサコーラ・ブルー・ワフーズ」がスタジアムの有効活用をはじめた。Airbnbに野球場に宿泊できると登録して話題になっている。プロ野球のスタジアムがAirbnbに掲載されたのはAirbnb史上初めてのこと。

　チームによると、本拠地ペンサコーラ・ブルー・ワフーズ・スタジアムは1泊1500ドルの宿泊費で最大10人まで宿泊可能。1ベッドルーム10ベッド、３つの共有バスが付いている。宿泊者は、フィールドに降り立ち、球場内でバッティング練習もキャッチボールも、外野でのピクニックも自由にできる。

「リトルリーグのチームメンバーで一泊してみたり、誕生パーティ。会社のイベント、独身最後のパーティを野球場で開催するなど、究極の野球場体験をしてみませんか？　ブルー・ワーフ・スタジアムは究極のレンタルスペースです」としている。使用可能なアメニティリストには、エアコン、タオルやベッドシール、石鹸、トイレットペーパー完備、セントラルヒーティング完備。テレビ、Wi-Fi、フリーパーキング、ヘアドライヤー、シャンプー、ファーストエイドキットも利用可能。ただし、キッチンや洗濯機は使用できない。

　現在利用可能な日付は瞬く間に完売したと発表したが、球団によると今後、新型コロナウイルス次第では、7月から10月の間も利用可能になるかもしれないとしている。興味のある人はぜひ、チェックしてみよう。