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どうする?日本の不動産

日本の不動産を売るときによくある質問

 アロハ! 田中徹也です。毎日ハワイに行きたくてうずうずしています。今回は「日本の不動産を売るときによくある質問」についてお話しします。代表的なところで以下の4つです。

 

1.住んでいる状態で売れるのか?

 ハワイにお住いのあなたが所有している日本の不動産。家族や親せきがそこに住んでいるけど、出ていく予定なので売る。そんな場合、売りに出した段階ではまだ居住中なんてことがあります。そんな居住中でも売れるのか?とよく聞かれますが、答えは「YES」です。もし、売りに出して興味をもって見に行きたい人がいた場合、いきなり見に来るなんてことはありません。売却を依頼している不動産屋さんが事前に連絡をくれます。そこでアポをとってから内覧になるので、住んでいる状態でも売ることは可能です。

 

2.リフォームしたほうがいい?

 これはケースバイケースです。先ほど説明した1の場合は、住んでいる状態なのでリフォームはできませんが、空家の場合はリフォームも可能です。しかし、その場合もポイントがあります。あまりに汚れているとか、見て嫌悪感を感じるほどであればリフォームしたほうがいいでしょう。なぜなら、やはり見に来た方のイメージが悪いからです。あと、ペットを飼っていて臭いが残ってる場合はその処理はした方がいいです。要はイメージなので、状況に応じて対応しましょう。最初からピカピカにする必要はありません。

 

3.いらない家具はどうすればいい?

 アメリカでは家具付きで売買される家もありますが、日本の場合は空家の状態で売買になります。その際、部屋にあったカーテンや、高級な照明。また変えたばっかりのエアコンなどがある場合どうすればいいでしょうか? 答えとしては、「とりあえず置いておく」です。そして、買主が見つかり、その買主が欲しければそのままつけておく、「いらない」と言われたら外す。この対応がおすすめです。

 

4.売る年の固定資産税はどうすればいい?

 固定資産税は日本の場合1月に価格決定し4月ごろに請求がきます。通常は1年分もう売主が払っておきます。そして最後の取引の日が決まれば、その日に1年のうち「何日が売主の所有」「何日が買主の所有」と案分計算して、買主から精算金を受け取ります。

 ですので、まずはきた請求は支払っていただければ問題ありません。マンションの場合の管理費なども同じです。

 次回は「売ろうか迷う時の判断方法」についてお話しします。

 

田中徹也

株式会社ユービーエル 代表取締役

20年以上地元神戸で不動産仲介業務をおこなう。 全国を対象とした不動産売却のコンサルティングも行う。 ハワイ好きで、毎年ホノルルマラソンにも参加。

【メール】 [email protected]

【WEB】 https://www.e-ubl.co.jp/hj/


(日刊サン 2020.5.26)

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