ハウウラ小学校の4年生からノヘアと名付けられた48日齢のハワイアンモンクアザラシの赤ちゃんが、メモリアルデーの週末にオアフ島のカイヴィ海岸にあらわれるかもしれない。

米国海洋大気庁と海洋動物保護非営利団体であるハワイ・マリン・アニマル・レスポンスによると、離乳したばかりのノヘアは冒険を始め、今までに何度かカイヴィ周辺の人混みの激しい海岸に出現している。

コーディネーターのアンジェラ・リン氏によると、「アザラシの赤ちゃんは非常に好奇心が旺盛で、水中や陸上で人間に近づく可能性がある。人間との接触でアザラシの野生の自己防衛能力に変化が起こる可能性があるため、絶対に近づかないで欲しい」

新型コロナウィルス感染で閉鎖されていたビーチが解放され、メモリアルデーの週末には多くの人々がビーチに出かけることが予想されており、保護団体は注意を呼びかけている。

ハワイアンモンクアザラシは絶滅危惧種に指定されており、ハワイ周辺ではおよそ1100頭が生息している。