オアフで強盗事件増加 住民に注意喚起
サウスキング・ストリート沿いにあるロングスドラッグの駐車場で17日午前7時半頃、女性がナイフを突きつけられ金品を奪われる強盗事件が発生したと、ハワイニュースナウが報じている。これを受け、ホノルル警察は引き続き地域住民に対し警戒を呼びかけている。
警察が発表したところによると、容疑者の男は被害者の女性(34)が運転する車に後ろから徒歩で近づき1ドルを要求した。女性が現金を渡そうとした瞬間、男がナイフを突きつけ、女性が所持していた現金と処方薬の袋を奪ったという。地域住民のケン・ホンさんは最近、こういった犯罪の日常化を感じている。ホンさんは「強盗や銃撃にはもう驚かないようになった」と話した。
ホノルル警察は4月17日から5月17日までの1か月間で、オアフ島内で69件の強盗事件に対応したと述べた。前月は61件の強盗事件が報告された。警察関係者は「犯罪者は常に簡単そうな標的を探し、狙いを定めている」と述べた。また、一人で歩いているときや、駐車場や立体駐車場に駐車した車の中にいるときは特に警戒するよう市民に呼びかけている。
写真:Christian Mueller _ Shutterstock.com
(日刊サン 2021.05.19)
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