デビッド・イゲ知事は、5月17日の会見で、ハワイ州経済の4段階からなる再開計画を発表した。

知事は「この段階的なアプローチで経済を再開させ、失業している人々を雇用に戻すことができる」と述べた。

第1段階である安定化はすでに終了しており、リスクの低いビジネス（自動車販売、花屋、小売店、修理店など）はすでに事業再開を行なっている。

現在は第2段階に入ろうとしている時期で、中リスクビジネスや活動を再開しようとしている。

教会、スポーツジム、美術館、劇場、レストラン、美容院などが6月初旬から随時ビジネス再開できるだろう。

その後、第3段階では長期的経済回復（経済の多様化と新興産業の発展によるハワイ経済の再生と再構築）を目指す時期として、高リスクビジネスと活動の再開が行われるが、この時期は長くなると予想される。

大きなイベントや集会、バーやナイトクラブといったものはこの時期の事業再開となり、おそらく6月には再開は行われないだろう。

知事によると、「最終段階では、ハワイは今回経験した課題から学び、克服し、より強く回復力のあるものに再生するだろう」

それぞれの市長が、地域の状況を踏まえて活動の再開を判断し、知事の承認をえたのち決定を下すことになっている。

旅行者への14日間の自己検疫命令については、島間の移動も含めて、6月30日まで延長している。