マウイ島に住むマイケル・コービン被告は、こぼれた水のせいで妻を殺しそうになった件で懲役10年の判決が下ったとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
事件が起きたのは2022年1月31日の夜。コービン被告が咳き込んでいたので、妻のメリッサ・ジャクソンさんが冷蔵庫に行き水を持ってきたところ、犬用ベッドにつまずいて同被告の上にこぼしてしまった。激怒した同被告は、首を締めるなどの虐待のほか、ナイフを喉に当てて「殺す」「埋める」「切り刻んでサメに食わせる」等の脅迫を何時間にもわたり行った。
副検事から20年が求刑されたが、被告は司法取引に応じ、殺人未遂罪は取り下げられ、重罪の虐待、テロ脅迫、暴行罪を認めた。
ジャクソンさんは、自分の体験が力を与え、他の人たちが家庭内暴力(DV)に対する声を上げるのを促すことを望んでおり、「この問題に悩んでいる女性は膨大な数にのぼる。それは大きな隠された秘密のようなものだが、非常に頻繁に起こる」と述べている。
DVの被害報告や救助要請は、800-799-7233に電話するか、88788にテキストメッセージで「START」と送信を。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.5.18)