州内で新型コロナ感染者数が上昇していることで、屋内でのマスク着用、手洗い、人混みに出かけないなどの予防対策をとる人が増えている。
一方、過去にコロナに感染したことのある人が再感染した場合どうなるのかという疑問についてKHON2が伝えている。
米国疾病予防管理センター(CDC)によると、一度新型コロナに感染して回復した人には体内に抗体ができ、その抗体が一定の保護の役割を果たすものの、再感染する可能性もあると報告している。
新型コロナに感染してから6カ月間は、再感染する可能性は低いという。
ワクチン接種も同様で、接種を受けていても感染する可能性はゼロではない。
ただし、ワクチン未接種者と比べると、重症化して入院したり、死に至る可能性は非常に低くなる。
すでに感染していたり、ワクチン接種を受けたことで体内に抗体が作られ、それらの可能性を低く抑えるからだ。
コロナの抗体は、時間が経つにつれて効力が弱まり、十分な保護とならず、感染の可能性が高まる。
CDCでは、再感染の頻度や、再感染のリスク、期間、重症度などについての研究が続けられているという。
州衛生局では州内における再感染の追跡は行っていない。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.5.16)