【ハワイニュース】ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ 金曜夜の花火再開を求め州に申請
毎週金曜の夜、ワイキキはヒルトン・ハワイアン・ビレッジの花火で彩られていたが、新型コロナ感染対策として打ち上げ花火が中止となってから久しい。
最後に花火が打ち上げられたのは2020年3月13日だという。
今年3月25日をもって、マスク着用などを含む州によるコロナ関係規制が撤廃されたことを受け、過去25年間花火の打ち上げを担当している「ハワイ・エクスプローシブズ&パイロテクニックス社」が、監督省庁である州国土自然資源局(DLNR)に対して、5月27日から52週間にわたり、毎週金曜に打ち上げ花火のための立ち入りを認め、花火を再開させて欲しいという申請書を提出したとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
5月13日(金曜日)に行われる会議で審査されるが、もし承認されれば、同社はすぐに準備を開始し、6月初旬には花火を再開できるという。
担当のブルース・アルブレクト氏は、「6月第1週目からの再開を目指しています。たくさんの人が打ち上げ花火を待ち望んでいるのを知っています」と述べている。
毎週金曜日8時から(夏季は7時45分から)4分間打ち上げられる花火は、数百発にのぼるという。
「社にとって、パンデミックは本当に厳しいものでした。花火をあげるイベントが全て中止となったために、1年以上も収入がゼロでした。州のコロナ規制が3月に撤廃されたというのに、州は、花火見物のような大規模な集まりに対して非常に消極的です」
同社は、打ち上げ花火1回につき250ドルを州に支払ってきたが、2020年に中止となった13回分3,250ドルの払い戻しも求めている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.5.13)