アメリカ全土には80万人以上の警察官がいる。
勤務中に死亡した警察官の最も古い記録は1786年に遡るが、それ以降23,000人以上が勤務中に亡くなっている。
2021年に殉職した警察官は458人で、前年よりも55%増加しているという。
これは1930年以来最も高い数値で、2022年には、1月1日から5月9日の間に91人が亡くなっている。
この数字を見る限り、警官は非常に危険な職業だと言えるだろう。
新型コロナウィルス感染拡大の間、様々な職業で人手不足が問題となったが、警官も例外ではない。
警察署や保安官事務所では、職員の確保のために苦心を強いられているという。
金融関連の調査や情報提供を行うウォレットハブ(WalletHub)という企業が、「警官という職業に従事する人にとって優しいかどうか」を、平均給与や警官1,000人あたりの死亡数、地方自治体の予算など30項目で比較して州のランキング調査を行ったとKHON2が伝えている。
その結果、第1位はコネチカット州、次いでカリフォルニア州、イリノイ州と続き、ハワイ州は51州中の下から2番目、第50位という結果となっている。
平均給与の昇給率が最も低いという。
ちなみに、最下位となったのはアーカンソー州だ。
調査結果の全容はこちらから。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.5.10)