5月8日(日曜日)は母の日だったが、5年前の母の日に命を救われた男性の話をKHON2が伝えている。
5年前のこの日、キース・シゲトミさんはジョギングに出かけたが、その後に起こった出来事をほとんど覚えていないという。
「週5日ジョギングをしていて、その日も別になんともありませんでした。いつも通り(母の日の)ディナーの前に走りに出かけました」
しかし、その日はいつもとは違った。
シゲトミさんはジョギング中に突然倒れ、通りがかりの人が救急車を呼んで人工呼吸をしてくれたという。
救急隊が駆けつけたときには心肺停止状態で、蘇生を行って息を吹き返したものの、再び停止したためにAEDで電気ショックを与え、救急車で病院に搬送された。
その後、シゲトミさんは心筋梗塞と診断され、ステント治療を受けて命を取り留めた。
担当のクロダ医師は、「2度も心臓が止まったにもかかわらず、シゲトミさんが5年後の今健康に暮らせているのは本当に驚くべきことです」と述べている。
それからシゲトミさんの人生は大きく変わった。
「もっと健康に気をつけるようになりました。弁護士から国選弁護人へ仕事を変えました。若い弁護士たちの育成に尽力するためです。命を救われたのですから、その恩返しの意味で人々の役に立ちたいと思います」
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.5.9)