ハワイ州の新型コロナ新規感染者数が増加する中、デレク・カワカミカウアイ郡長は、カウアイ郡の規制段階をティア３に戻す意向を示している。

4日のハワイ・ニュース・ナウ・サンライズのインタビューでカワカミ郡長は「現時点での新規感染者数と症例数を鑑み、知事に規制段階をティア3に戻すための打診を行う予定だ」と話した。また、屋内スペースを避けると共に屋外スペースの使用を人々に奨励するため、規制の「微調整」を検討しているという。

規制段階のティア３では現在、屋内及び屋外での集まりを10人までとし、子供たちのスポーツ活動は実施自体が制限されている。一方、カワカミ郡長は、今回実施される見込みのティア３では、屋内での集まりを5人に制限することを検討しているという。郡長は「屋内での集まりを5人までとすることで、集まりを催すときは会場を屋外にするよう人々を促すことができるのではないだろうか。これにはもちろん、呼吸器飛沫を通して広がるあらゆる種類のウイルスの拡散を防ぐマスクの着用義務が含まれる」と述べた。また「規制段階を戻す目的は旅行者の制限ではなく地元での感染拡大を封じ込めるためであり、実施は該当地域に焦点を合わせる」としている。