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セドナの経緯度をタトゥーに入れたつもりが・・・一文字の間違いで南太平洋上に

セドナの経緯度をタトゥーに入れたつもりが・・・一文字の間違いで南太平洋上に

ブリ・プリチェットさん(24)は先月、新型コロナのワクチン接種完了を祝おうと、ボーイフレンドや友人とアリゾナ州セドナのダウンタウンを訪れた。プリチェットさんはこの楽しい旅行の記念として、左肩の後ろにセドナの経緯度のタトゥーを入れることにしたという。タトゥーを入れる際、あらかじめ用意しておいた経緯度のメモをアーティストに渡したが、実は「北(N」が「南(S」に間違えて書き留められていた。セドナのダウンタウンの正しい経緯度は34°52’12 “N111°45’36” Wだが、プリチェットさんは34°52 ’12 “S111°45’36” Wと間違えて書き留めたため、場所がセドナから約4,800キロメートル離れた南太平洋上になってしまった。

プリチェットさんは「面白い間違いなので、修正せずそのままにしておくかもしれない」と話している。プリチェットさんは長い間タトゥーを入れたいと思っていたが、旅行に行った際にセドナの奇妙な岩山を眺めながら、この場所の経緯度を入れたいと思ったという。「セドナは私が砂漠好きになるきっかけになった場所でもあったので、色々な意味で特別なタトゥーになるはずだった。早速グーグルマップを開いてピンを落とし、経緯度を書き留めてタトゥーを入れに行ったが、1週間後、経緯度が間違っていることに気がついた」。

プリチェットさんは以前北アリゾナ大学に通っていたが、その当時、ストレスを感じた時はセドナ近郊の砂漠にハイキングに行き、気分をリフレッシュしていたという。卒業後はセントルイスに引っ越した。そして今年4月11日、友人たちとワクチン接種完了を祝うためにこの特別な場所を再び訪れ、初めてのタトゥーはその場所にちなんだデザインにすることにした。しかし、一文字の間違いで全く違う場所になってしまった。プリチェットさんは、「間違いに気づいた当初はとてもショックだったが、今では面白く感じている。この種のタトゥーを入れる予定のある人は、その前に誰か信頼できる人に数字をダブルチェックしてもらうことをおすすめする」と話した。

(日刊サン 2021.04.26)

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